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野球

野球というスポーツを考える

ホームイン 選手がホームベースに到達して得点される

スポーツの中で唯一、人が得点になるスポーツ野球。チームメイトを繋いで繋いでホームベースからスタートしてホームベースへ迎え入れると得点されるスポーツ。

しかしながら、野球というスポーツは奥が深い。扇型のエリアの中に野手を配置して、その小高い丘からボールを投げる投手、ホームベースの後ろにはそのボールを捕るキャッチャーを配し、バッターは投手の投げるボールを打ち返す。

バッターの打ったボールは7割の確率で配置された野手の付近へ飛び捕られるか、もしくは打ち返すことが出来ない。残った3割の確率が野手に捕られない、つまりヒット、もしくは扇形のエリアを超えてしまうホームランということになる。

この仕組みを考え、ゲームにした先人は想像をはるかに超えた物理の天才ではないだろうか。ボールの重さ、バットの長さ、マウンドからホームベースの距離、各ベース間の距離、野手の守備位置、そして人が得点になること。

人はこの先人が考えた野球というスポーツにおいて、研究に研究を重ね、投手の投げるボールのスピードや、バッターが打ちかえす打球の角度、スピードなどの向上を図ってきた。

今は当たり前のように、野球という慣れ親しんだスポーツで、老若男女がこよなく愛するスポーツになっている。

野球の原型が出来たのは遠い昔1845年にアメリカニューヨークでタウンボールというスポーツで、今のようなルールの原型が出来たのはその頃のようだ。(野球の歴史 Wikipediaより)

今から173年も前にベースボールといスポーツに魅了された人々から現在の私たちにまで継承され続けてきた野球。

そこには、ベースボール(野球)をプレーする人、審判する人、応援する人色々な関わりの中からドラマがあり、今日まで伝わってきたのだろう。

海外ではベースボールマンというが、日本では野球人と呼ばれている。野球に携わっている人、野球を愛し、野球に人生をささげている人を指してそう呼ばれている。

他のスポーツで○○人などと呼ぶスポーツはあるだろうか?

サッカー人、バスケットボール人、ラグビー人、バレー人、卓球人、テニス人、陸上人、水泳人などなどあてはめてみるがピンとくるスポーツは他にないと思う。

それは、野球とは唯一人が点数になるスポーツだからではないだろうか。当然どんなスポーツでも人と人のつながりは大事にしないといけないし、礼儀や規律など守らなければいけないルールもある。

ただ、それ以上にどんな競技よりも仲間が考えていることに思いを馳せ、また相手の考えている事を察知し、ゲームを進めていかなければいけないスポーツであることは間違いない。

とは言え、野球とはチームスポーツでもあるが、最も個人プレーを必要とするスポーツでもある。個人プレーの集合体スポーツの最たるものであるとも思う。

だからこそ、お互いを尊重し合い、お互いのプレーを融和させるからこそ最高のプレーが生まれたり、見ている人々に感動や勇気を与えることが出来るのではないだろうか。

野球とは、関わる人すべてを大事にして育まれるスポーツなのだと思う。

そして人々は本気で応援し、熱いエールをプレーヤーに贈る。負ければ落胆し、悲しみ、勝てば喜び、興奮する。また、予想を超越したプレーを見ると感動し、勇気をもらう。

野球とはそういうものだと思う。


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