コントロールって調節や統制という意味があって
野球では制球と使われます。
ということで、
1つ目のコントロール
思い通りに狙ったところに投げる事ができる。
2つ目のコントロール
思ったところと違うところに行っても次で調整できる。
この2つのパターンにわけられます。
1つ目のコントロールは言うまでもなく、自分が思い
描いた通りのところに投げられるコントロールを持って
いるピッチャーですね。
このコントロールを手に入れるには相当な努力をしなけ
れば手に入れることはできません。
僕はボール1個、半分の出し入れができました。
ノンプロ時代は審判のジャッジにあわせて投げるところ
を変える事も出来ました。
この正確なコントロールは下半身の強化と、身体の軸が
ぶれないバランスの強化によって身につける事が出来ます。
ピッチング練習では普通の距離と10m長い距離のピッチング練習を
こなし、もうひとつ、ホームベースの尖った角を除いた4つの角に順番
にバットを立てて、そこに当てる練習を繰り返しました。
真っ直ぐだけでなく、変化球も同じように練習しました。
2つ目のコントロールは思ったところには投げられていないが
前に投げたボールを生かしながら、それを少しづつ調整して
バッターを打ち取るピッチャーですね。
このタイプは正確なコントロールはありませんが、ファーボールを
出さないコントロールは持ち合わせています。
ストライクゾーンを9分割ではなく、4分割にわけてスピードを
コントロールする事でタイミングを外し、打ち取っていくタイプですね。
以上のように同じコントロールでも、自分はどちらのタイプなのかを
知ることによって、投げるボールを変えることが出来ます。
また、コントロールは精神的なところも非常に大きいです。
相手がいるところに投げるので、当ててはいけないとか、
打たれないようにとか、いろいろな事を考えているうちに
自分で、自分のペースを乱してしまい、ストライクゾーンに
さえ入らなくなってしまうこともあります。
ピッチャーは常に自分のコンディションを整えて最高のパフォ ーマンスを
出来るように心がけましょう。
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