
今日は注目のニュースから
日本ハムの吉田投手が2軍で先発したニュース。イースタン戦巨人相手に3イニングで6安打6失点したという。
このニュースを見たファンたちは吉田投手大丈夫かな?1軍に上がってこれるかな?と不安におもったことでしょう。
でも、安心してください。彼は1軍に上がる前の最終調整に入っていて、ピッチングの質をレベルアップさせるために課題を持って今回の登板に臨んだと思います。
それは、ストレートのバランス調整。
彼は、高校時代ストレートにおいて3段階のギアを持っていたピッチャー。それが、プロの世界に入ると一筋縄では通用しません。
そこで、ストレートのコンビネーションを確立するために、わざとストレートの配球を多くして調整に臨んだんだと思います。1軍で活躍するために。
その調整段階で、コントロールがうまく調整できずフォア―ボールを出し、リズムが崩れて結果6失点に繋がってしまったという事です。
私の予想では、交流戦後もしくはオールスター戦が終わった後華々しい1軍デビューの機会を迎えるのではと思っています。
あと2,3週間じっくりストレートのコンビネーションを磨いて、ボールのキレをつくり、1軍戦でしっかり通用するレベルに引き上げてくれることを願います。
ピッチングの質のレベルアップとは?
吉田投手のニュースからピッチングの質のレベルアップについて少しお話してきましたが、では少年野球で考えた場合どのようにすれば良い質といえるのでしょうか?
私は、そのピッチングの質を考える前に、ピッチングにおいて基本的な、どのようなボールを投げると打球はどこに飛ぶか、フライで打ち取るためにはどういうボールがいいか、ゴロで打ち取るにはどういうボールがいいかという事をしっかり頭で覚えることだと思います。
その基本的な考え方を基に、自分の投げるボールは相手にとってどんな風に見えるのか、感じるのかという事を考えてコンビネーションを組み立てていきます。
小学生でも、自分のピッチングの基本になるコンビネーションを持つことが大事だと私は考えます。なので、練習ではただ投げればいいという事ではなく、いつでも同じコンビネーションが投げられるように頭で考え、理解して練習することです。
そうすることで、ボールが速いとか、重いとかというフィジカルな面ではなく、自分の持っている能力を最大限に発揮してピッチングできる力を備えることが出来ます。
レベルアップして次に目指すものは
自分の投げるボールを知って質を高めることが出来たら、次は野手との連携を考えていきます。
野手との連携とは、例えばノーアウトランナー1塁の時にどのような守備体型で守りたいのか、その為にはどういうボールを投げればいいのかなどをランナーの状況、点差、イニングなどの展開に合わせて野手が守りやすいように連携を取ってピッチングにつなげることです。
小学生などはここまで求めているチームは少ないと思いますが、小学生のうちから野球というゲームについて考えながらプレーする癖を身につけれればと思います。
そうすれば、中学生、高校生になっても次のレベル、次のレベルとレベルアップしていける事と思います。フィジカル面はもちろん大切ですが、それ以上に自分の持っている能力を最大限に発揮できる力を身につけた方がプレーの質は高まっていきます。
最後にフィジカル面を支えるご飯について
小学生のお子さんは、毎日ごはんをどのくらい食べますか?
私の息子たちの時は、低学年で1食ごはん500g(大きめの茶わん2杯)、必ず味噌汁や麦茶、水などの水分をしっかり摂らせて、おかずを最低3品(肉、野菜、その他)を食べさせるようにしていました。
高学年になってからはご飯800gに増やして必ず完食をするトレーニングをさせました。ご飯は体を動かすエネルギー源になるので、しっかり食べさせることを目標にしていました。
頭と身体の両方をバランスよく鍛えることがスポーツ選手としてのレベルアップに繋がると確信しています。

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