いよいよ明日選抜高校野球甲子園大会は
準決勝を迎えますが
いいチームが揃いましたね。
東邦は確実にチャンスをものにして
加点を積み重ね勝ち上がりましたし、
習志野、明豊、明石商は接戦の末
1点をもぎ取り勝ち名乗りを上げました。
ベスト8のチームは甲乙つけがたいチームばかりでした。
その中でも、明豊対龍谷大平安、明石商業対智弁和歌山
この2つの試合は手に汗握る接戦で
最後はピッチャーの投じた1球によって勝負が決した
試合でした。
明豊の後藤君の一打も素晴らしいですが
平安のピッチャーが投じた
2アウト2ストライク2ボールからの1球。
泣くに泣けない後悔の1球だったのではないでしょうか。
私にも経験がありますが、冷静さより勝気が勝った
1球のような気がしてなりません。
明石商業の来田くんの素晴らしい大会記録のサヨナラHR。
9回裏の先頭バッター、
しかも先制のホームランを打っている来田くん。
2ストライク2ボールからのストレート。
ここは力よりもコントロール重視で警戒する場面でした。
智弁和歌山にとっては痛恨の1球になりました。

龍谷大平安の野澤投手には1球の重みをさらに身に沁み込ませ
また夏の甲子園に戻ってきてほしいなと思います。
素晴らしいピッチングをしていただけに残念です。
明日の準決勝は(千葉)習志野 対(大分)明豊
エラーをしながらも接戦を勝ち上がってきた習志野と
延長をサヨナラ勝ちして勢いに乗る明豊。
(愛知)東邦 対(兵庫)明石商業
自慢の打線で危なげなく勝ち上がってきた東邦と
来田くんの先頭&サヨナラHRで波に乗る明石商業。
4チームとも力は互角、勝負を焦ったり、ミスをした方が負ける
薄氷の戦いになると予想します。
4チームとも、ここ一番の1球の重みを大事に
熱い戦いを展開して欲しいと願います。
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