ピッチャーは投げるときにバッターの弱点を探しながらピッチングをするんですね。そうすると、だんだんどこが得意でどこが苦手なのかハッキリしてくるんですよ!
でもバッターによっては苦手なコースの周りが、実は得意なコースだったりして、コントロールミスをして狙ったコースがずれちゃうと見事に打たれてしまうなんてことが!あるんです。びっくりですよね。。。
バッティングピッチャーで感覚を研ぎ澄ませ!
ピッチャーのバッターに対する感覚を養うにはバッティングピッチャーがベストです。
なぜか、それはバッターに打たせる役目のバッティングピッチャーをやることによって色々なタイプのバッターの得意、不得意を自分が投げたボールを打ってもらうことで感じることが出来るんです。
実際の試合では勝負がかかっているので簡単に打たせられませんけど(笑)、バッティングピッチャーならたくさん打ってもらって自分のデータ取りになるんですから一石二鳥です。ピッチングの練習にもなって、バッターの情報もとれる。最高ですね^-^
アベレージバッターだからってホームランバッターになれないことはない
アベレージバッターとは、ボールに当てるバットコントロールが上手で、俗にいうミートが上手いバッターという事ですね。ミートが上手いので、当然打率も上がってきますよね。
でも、打率3割を超える選手がホームランを打たないでヒットばかり打っているかというと、そうではないですよね。
現在のプロ野球でも打率3割、ホームラン30本、30盗塁なんて目標を掲げて、実際クリアしちゃう選手もいるわけですから。
考えてみて下さい。バットコントロールが上手いという事はヒット数を稼げるという事に繋がり、そこにボールを飛ばすパワーが備わっていればホームランバッターをも狙えることになりませんか?
このことについて興味深い記事があったのでご紹介しますね。
こちらです↓
イチローは松井秀喜を凌ぐ、稀代のホームランバッターだったのではないか?

アベレージバッターのバットコントロールを利用する
アベレージバッターについてお話してきましたけど、ではピッチャーはバットコントロールの上手いアベレージバッターをどうやって打ち取ったらいいと思いますか?
どんなボールを投げてもバットコントロールが上手いので打ちに来ますよね?
でも彼らもピッチャーの投げるボールの球筋を見て予測して打ちに来るんです。その予測して打ちに来るバットコントロールを利用しちゃいましょう。そうすることで4打席回ってくるうちの1回、もしくは2回、もしかしたら3打席抑えられるようになるかもしれません。
どういうことかって?それはボールを動かすということですね。簡単に言うときたない球筋のボールを投げる事です。例えば球種で言えばツーシーム、ナックル、チェンジアップ、フォーク、スプリットなどです。ストレートでも指を縫い目に掛けないで投げるなど、動きの予測が難しいボールを使うことです。
そうすることで、バットコントロールも難しくなるので打ち損じが増えてきますよね。 もうひとつは、球筋の似たボールのコンビネーションの練習をして、そもそもの予測を間違わせる投球術ですね。真っ直ぐだと思って打ちに行ったらスライダーだったとか、シュートしたとか、バッターに勝負球とは違う球種の球筋を記憶に刷り込み、同じ軌道から曲げたり、落としたりする方法ですね。ちょっと難易度は高いですが。。。取り組む価値はありそうです。
まとめ
バッターに関して、データ上アベレージバッターとして、またはホームランバッターとして野球選手が取り組むにあたって、自分の特徴を踏まえてどちらかの選択をして進んでいくのだと思う。だからと言って、技術や技量が偏っているかというとそうではなく、むしろ両方を兼ね備えているといってもいいと思う。
ただその中で、より、自分の持ち味を発揮できる方向性にシフトしてトライしている姿がアベレージバッターであったり、ホームランバッターなんだと思います。 ピッチャーはそのバッターの考えを感じて自分のピッチングに取り入れていくことでレベルアップをしちゃいましょう。
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