リトルリーグでのママたちの会話
『ところで太田さんのとこ、
ソックスなんでそんなきれいなん?』
『うちー?家帰ったらまずー子供たちに
湯船でバシャバシャとソックスの泥を落とさせるでしょー。
それを「ブルースティック」棒状の洗剤でゴシゴシと
こするわけ。こすったら洗濯機へポンだよ。
これで真っ白に回復―。』
『なんでそんなんするー。こすったら穴開きやすく
なるやろー。またどうせ汚れるんやからー』
『それもそうよねー。3回に一回くらいにしようかなー。』
『うち3人もいるから洗濯だけで疲れちゃうのよねー。』
『そりゃそうやわー。そんなんいしょうけんめい
やってたらつかれるでー。』
こんな会話が子供たちの練習の横でとびかっている。
でも、汚いソックスよりはきれいな方が気持ちいい。
練習もいっしょうけんめいできるというものだ。
ママたちの会話は子供の洗濯の事や、食事の事、
かたづけや、勉強時間のことが主な内容だったと。
ママたちが子供の野球に関してはあまり話さない。
もちろん試合になると『そこーちゃんと捕れー』
『いいぞーナイスナイス』『あー⤵アカン』
『打てー』などなど黄色い声が飛び交う。
それでも、ママたちが練習中に野球に関して
口をはさむことはない。
ところが、僕が経験してびっくりしたのが
札幌の少年軟式野球チームへ転入した時の事。
何とそのチームは練習中、
ママたちがボール拾いをし、道具もママたちが
準備してあげていたのだ。
これには本当にびっくりした。
なぜ、自分たちの野球なのにママたちに
手伝わせているのか理解に苦しんだ。
出来ないことを手伝うのはいいとおもう。
あとは子供たちにまかせて見守ってあげよう。
子供たちに野球をさせるにことで
ママたちの負担ももちろんふえる。
ママたちも頑張っているのだから
ごほうびはほしいですよね。
ママたちのご褒美。
それは子供たちが活躍する事を見れること。
子供たちが誉められれば
それはあなたが誉められるのと一緒ですよね。
僕はそんなママたちの笑顔も応援させて頂きます。
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