あなたのお子さんはご自宅で何か野球の練習はされていますか?
僕の息子が小学生の頃は僕自身の仕事もあり
平日は特に帰りが遅くて子供たちの野球の
練習を見てあげられなかったですね。
そのかわり土日は仕事が入らない限りリトル
リーグの練習に一緒に行っていました。
でもリトルリーグの練習は低学年だと土日
しかないので、平日の練習がすごく大事に
なってきますね。
土日に練習に行ってお父さんたちと話をす
ると、「昨日は20時まで素振りやらせたよ」
とか、うちは「ランニングとシャドーピッチン
グ付き合った」とか聞くわけですよ。
でも、僕は仕事が帰り遅いし、帰ったら
もう寝てるということも日常的だったので、
何かいい方法は無いものかと考えていたん
ですね。
そこで僕が考えて実行した10の方法を
シェアしたいと思います。
手軽に出来る方法なので是非お試しください。
ピッチャー編
- シャドーピッチング
スローイングのフォームをしっかり覚え
させるために少し大きめのタオルを持た
せて、鏡の前か大きい鏡が無ければガラ
ス窓の前で、自分のフォームを見ながら
軽く腕を振る練習ですね。これを50回。
あくまでフォームを固める目的なので強
く腕を振らなくてもいいです。
- インナーマッスル強化
ピッチングやスローイングを数多くこな
すと、(深層筋)筋肉の深いところにある
繊細な筋肉を傷めてしまうことがあるん
ですね。
なかなかウエイトトレーニングなどでは
鍛えられない筋肉なので小学生の頃から
取り入れてました。
市販されているゴムチューブもしくはゴム
布を家の中で縛れるところに縛ってそれを
スローイングのように投げる動作と、逆に
引っ張る動作(投げるのと全く反対の動き)
をそれぞれを30回。不可をかけすぎない
のがポイントです。
こんなのでいいのかと思うくらい軽いもの
で行ってください。
- バランス強化
ピッチングやスローイング、バッティング
にも共通する項目ですがこれを鍛える事に
よって軸が安定しパフォーマンスがグッと
上がります。
片足でバランスを保ちもう片方の足を腿上
げの要領で膝を90度に曲げ前へ上げたと
ころからスタートで1分です。(時計の針
が1周すると終了)を目指して頑張ります。
これを左右行い、次に目をつぶって30秒
頑張りましょう。
- 握力強化
これはあなたもご存じだと思います。テニス
ボールの軟球をにぎにぎと時間のある時に常
に握って握力を強化してください。握力は小
学生のピッチャーにもとても重要なものです。
日頃から行いましょう。
- 天井スロー
床に寝転がって実際に天井すれすれまでボール
を投げキャッチを繰り返す方法です。
これを行なうことで肘からスナップまでの一連
のフォロースローを習得できコントロールの上
達へつながります。暇があれば出来るので常時
出来るときにやって見たら如何でしょうか。
バッター編
- 素振り
素振りは家の中でというよりは家の前でした方が
いいですよね。できれば自分の姿を見ながらの方
がいいですが、そこまでこだわらなくてもいいで
すね。
一日、100を目安に右左両方行ってください。
その方が体のバランスも良くなりスイングの軌道
も安定しますよ。
- 羽根打ち
自宅にティーバッティングのゲージがあるご家庭
は別ですが、普通のご家庭ではボールを打つスペ
ースは無いでしょうから、その時はバドミントン
の硬式羽根をティーバッティング代わりに打つこ
とをお勧めします。
羽根なのでヘッドを打たないと飛ばないのでボー
ルを正確にヒットする効果に繋がります。
- 動体視力強化
野球のボールは守っていても打つ時でも常に動い
てくるボールに対して対応しなければなりません。
動体視力を鍛えて速い動きに対応できるようにし
ましょう。
これは壁にコルクボードを目の高さにぶら下げ、
それに1から30までの数字をランダムに貼って、
1から30まで手でタッチする秒数をストップウ
ォッチで計測します。
- おしぼりスイング
これはおしぼりをバットのグリップに見立て握り、
構え、ミートポイントでおしぼりを絞るやり方
です。
ミートポイントで如何に力をボールに伝えるかで
飛距離が変わってきます。
ミートポイントでしっかり絞って力をバットに注
げる効果に繋がります。
・ ウエストスイング
バッターボックスに入るときのように足を肩幅
くらいに開き両腕の肘を90度に曲げしっかりと
脇を締めた状態で10kg程度の重り(市販のお
米のような)を持ち左右に50回腰を回転、スイ
ングする。これによって安定した下半身のバラ
ンスを保ったスイングが出来るようになります。
最後に、僕は日常的に、子供に付きっきりにな
って野球を教える事は出来ませんでしたが、日頃
の練習の大事さは誰よりも強く感じていました。
そこで僕が父として出来る事は何かを考えた時に、
小学生の子供たちが野球の練習をするときに指標
となる道しるべを作ってやることだと気づきまし
た。
そこで一週間の表を作り、10個のメニュー
を今日は何をしたかが、わかるように張り出しま
した。
そうすることによって、子供たちは今日何
をするかを自分で考え、決めて出来るようになり、
自主性も芽生えたようです。
仕事が忙しいあなたにも、お子さんが野球を楽し
んで上達できる道しるべが作れると思います。
せっかく始めた野球を家族で楽しく上達していき
ましょう。その先の将来が楽しみになること間違
いありません。
僕が子供たちに教えてきた道しるべがあなたの
お子さんにも役立ってくれれば幸いです
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